ミルクール生まれ。Paul Joseph Bailly(1844-1907)の下で修行し、パリやリヨンの主要な工房で、Joseph Hel(1842-1902)やCharles Jean Baptiste Collin-Mezin(1841-1923)に混じって働きました。1890年に、Justin Derazey(Just Amedee Derazey、1839-1890、有名な弦楽器製作者Jean Joseph Honore Derazeyの息子) の工房で働くためミルクールに戻りました。彼はミルクールで評価を確立しました
楽器店参考価格 約150万円~
制作国 フランス
制作年 1934
製作者 Paul Alexandre Mangenot
サイズ フルサイズ 4/4 lob 355mm
20年程前に約100万円で購入したモダンフレンチバイオリンです
ポール・マンジュノ
Paul Alexandre Mangenot
(1862 - 1942)
ミルクール生まれ。Paul Joseph Bailly(1844-1907)の下で修行し、パリやリヨンの主要な工房で、Joseph Hel(1842-1902)やCharles Jean Baptiste Collin-Mezin(1841-1923)に混じって働きました。1890年に、Justin Derazey(Just Amedee Derazey、1839-1890、有名な弦楽器製作者Jean Joseph Honore Derazeyの息子) の工房で働くためミルクールに戻りました。彼はミルクールで評価を確立しました
大変良好なコンディションです。厳しく評価すれば、左下f字孔付近にミリ単位のごく軽微なリペア歴1箇所はあるものの、全体的に大変良好です。専門店にて10万円程かけて指板、駒、魂柱、弦等交換調整しております。全体的に健康状態も点検済みです 。特に重要な表板の状態、パッフリング、裏板、バスバー付近も大変良好です。板の厚さや、将来の寿命に関わる部分もチェック済み。問題ありません。すぐにお使い頂けるコンディションです。メンテナンスは職人歴30年以上のベテランにお願いしております。100年近く古いモダンフレンチであり、新品ではありませんのでピカピカの完璧をお求めの方はお控えください。
年月を経た枯れた味わいのある音色で単音でも勿論美しいですが、和音を裁くとゾクゾクするほど美しい音色が広がります。スケール感のある時間芸術を創り出すことができるかと思います。楽器自体が良質なため、安い弦であっても驚くほど質感のよい音色が溢れ出します。特に高音域の音色がうっとりするほど美しく、どこかヨハンナ・マルツィが紡ぎだすような色彩感があります。音量も申し分なく、光を宿すような音で、遠くにいてもすっと心に染入るようです。
バイオリン ヴァイオリン モダンフレンチ
商品の情報