SEIKO SUS 4S15-7020 セイコー

全体的に傷や小さな凹みなどあります。
ダイヤルのメモリ擦れなどはありません。
風防傷や欠けあります。ルミブライト光ります。
裏蓋ガラス欠けなし、プリント擦れなし。その他全て正常に動きます。
去年の12月頃にメーカーにて内部点検クリーニング済み。


SEIKO SUS(サス)シリーズ、通称「メカサス」と呼ばれているモデルです。開発コンセプトとしては、『機械式腕時計の復活、および基本的な容姿は、時を知る道具としてのデザインであること』として、1970年代のキングセイコーに搭載されていた[52系]のムーブメントを復活させ、明暗時でも視野性を確保するモノトーンで纏めた、ミリタリー調のデザインが特徴の腕時計です。メカニカルモデルとして、セイコーの最高級ライン [GS] と並ぶクレドール系や復刻版キングセイコー等に使用された高級ムーブ　4S15、8振動の25石ハイビートムーブメントを搭載しております。アルピニストと同時期の人気モデルですがアルピニストより販売数が少なく、入手が困難となっている希少な逸品の様です。また、セイコーの機械式時計復活の象徴的な時計として開発され、当時のセイコー開発陣の意気込みが感じられる製品です。今回ご紹介する時計は人気のシルバー文字盤モデルになり、シンプルな3針構成となり、スクエアーカットの短針が個性的であり、4時位置にはシルバー背景のカレンダーが付いています。単針と長針にはルミブライトという蓄光剤が塗布されおり、これによって明るいところから暗いところに移動しても時間の視野性が確保されており、文字盤にはDIASHOCK、HI-BEATの文字と赤文字で【S】のマークが付けられております。その他、バックスケルトン仕様、10気圧防水及び時計側には艶消しが施されており、傷がついても目立たない使用にもこだわりが感じ取れます。セイコー が機械式時計の市民権復活をかけて、キングセイコーなど、比較的手頃な価格帯で勝負した野心作でありますが、その造り込みもあり、コスト的に合わなかったため短命に終わったと記憶して下ります。

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